philosophy

     デザインし、出来上がったものが、『 ある一つの答え 』を示していなくても構わないと思っています。

     必要なものは それが、大きな方向性を持っていること。

     多様な要求や情報を吟味し、これを見つけだすことが私たちの最も重要な仕事だと考えています。

     実際に出来上がったモノの使い方を決めるのは、使う人たちであってほしい。

     住宅で例えると それは、実際に住む人や家族。

     そもそも人間には、道具を作ったり、ほら穴や木の上に住む場所を見出せる力があります。

     その住み方や使い方が時間の経過と共に変わってもいい。

     私たちは、そんなことを許容できる空間、未完成のようなモノを創りたいと心がけています。

       1998年から7年間家業である工務店で基礎を学び、2004年にデザインを学ぶ為に渡米し

     William S. Long Architect, Inc. で6年間建築設計の経験を経て、2011年に、荒川建築設計事務所を

     設立。建築のデザインをメインに、住宅、ショップ、複合施設、家具、プロダクトデザインなど、幅広く

     活動をしています。DIYの相談を受ける事や、セルフビルドで対応することもあります。

     これからも、モノづくりにデザインとアイデアを融合することで より良いカタチを模索し続けたいと考え

     ています。

arakawa Architect